練習
仕事の都合などでなかなか練習ができないかもしれませんが、毎日1時間でも良いので継続的に練習した方がよいです。
語学の学習などと同じで、休日だけ8時間練習する、というよりも1日に0.5〜1時間でも継続的に練習したほうがよいと思います。
最初はできることが非常に少ないため単調なことの繰り返しが続きますが、最初に基礎的なことをゆっくり丁寧にやっておくと後から必ず効果が出ます。
また、しばらくして弾けるようになってくると早く曲を弾きたいという気持ちが出てくるかもしれませんが、曲はゆっくり(場合によっては原曲の半分程度の速度まで)から練習して徐々に本来の速度に近づけていった方が仕上がりがきれいになります。
練習開始当時、私はかなりの時間があったので1日に5〜10時間練習していました。確かに量をこなしたことはよかったと思いますが、 徒に時間だけかければいいというわけではありません。今考えると、もっと賢く考えて練習すべきだったと思っています。 ただ、毎日継続した、ということはよかったと思います。
ゆっくりから練習するということに関して、オーケストラの曲では一般的にバイオリンのパートは1stと2ndの2部に分かれていて、 1stは高音域が求められて難しく、2ndは高音域が少なく弾きやすい、と言われることが多いです。 私はオーケストラに所属していた際、1stでも2ndで弾くこともあったのですが、実際多くの曲で2ndの楽譜は簡単なように見えました。 それに対し1stの楽譜はかなりゆっくりの速度から練習しないと弾けないように見えます。 しかし、演奏会が近づいたときには1stで弾いた時の方ができがよくなっていることが多かったです。 それは、2ndの楽譜の場合は簡単そうで、最初から何となく弾けてしまうので油断してあまり練習しなかったのに対し、 1stの楽譜は難しくて弾けないので、ゆっくりから丁寧に練習を重ねたからです。 ゆっくり練習するのは退屈かもしれませんが、余裕が出てくるので楽器の音色や自分の癖や技術的な細かい部分に注意できるという点でもよいと思います。